
舞い継ぐ羽衣、語り継ぐ心──三保の薪能

三保羽衣薪能
世界文化遺産の構成資産であり、羽衣伝説発祥の地である三保松原にて「三保羽衣薪能」を上演します。演目は開催地にゆかりのある能「羽衣」のほか、毎年違った演目が上演され、狂言を含めたバリエーション豊かな公演が行われます。
雄大な松原の傍らで上演される薪能は、他に類を見ない組み合わせであり、日本随一です。
この地でしか味わうことのできない幽玄な世界をお楽しみください。
日時
2025.10.11(土)
16:30~19:30頃
(開場 15:45)
会場
静岡市三保松原文化創造センター
「みほしるべ」前広場
(雨天:清水文化会館マリナート大ホール)
料金
購入方法
【全席指定】
一般5,000円/22歳以下2,000円(未就学児入場不可)
※表示価格は税込み価格です
チケットぴあHP
または
セブンイレブン(Pコード 535-700)
2025年の演目とみどころ


花月(かげつ)
九州彦山の麓に住む者は、行方知れずになったわが子を訪ね、諸国をめぐる僧となり清水寺を訪れます。来合わせた門前の男に案内を頼むと、花月という喝食を呼び寄せ、その少年は小歌を歌い弓矢で鶯を狙い興じ、寺の縁起を語ります。花月を見ていた旅僧はその少年こそがわが子であると気づくと、少年は天狗にさらわれ山々を巡った様を舞い見せ再会を喜び、共に仏道修行に旅立って行きます。芸尽くしの親子再会劇をお楽しみください。


蚊相撲(かずもう)
ここは江州(滋賀県)守山の宿。罷り出でたる田舎大名。相撲巧者の新参者を抱えようと、街道筋に家来の太郎冠者を派遣します。冠者が連れてきたあやしき風体の男。大名がためしに相撲をとってみるとたちまちに投げられてしまいます。それも道理、かれは守山宿の名物蚊の精なのでした。いかに大名がこれを撃退するかは舞台を見てのお楽しみ。


羽衣(はごろも)
のどかな春の朝、漁を終えた漁夫の白龍は松の枝にかかる美しい衣を見つけ、家宝にしようと持ち帰ろうとします。そこへ、衣の主である天女が現れ、衣がなくては天上に帰れないと嘆き、返してくれるよう懇願します・・・。
天女が羽衣を纏い美しく舞いながら昇天していく様を、伝説の地である、ここ「三保松原」でご堪能ください。
出演者(敬称略)

ご協力のお願い
ご来場の際はご協力お願い申し上げます。
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私語はお控えください。
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客席でのお食事はご遠慮ください。
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演能中の写真撮影・録音・録画等はかたくお断り申し上げます。
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未就学児の入場はご遠慮ください。
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会場は駐車場が限られております。出来る限り公共交通機関にてお越しください。
会場
「みほしるべ」前広場
静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」
〒424-0901 静岡市清水区三保1338-45
TEL/054-340-2100 FAX/054-340-2700
開館時間/年中無休 9:00~16:30


臨時駐車場
当日は大変混雑が予想されますので、できる限り公共交通機関をご利用くださいますようお願い申し上げます。
お車でお越しの場合は、臨時無料駐車場(約100台分)をご用意しております。必ず臨時駐車場をご利用ください。(当日15時より駐車可能)なお、「みほしるべ」駐車場はご利用になれませんので、ご注意ください。
※雨天時の会場につきましては専用駐車場のご用意がございません。会場周辺の有料駐車場をご利用下さい。







